GCOEシンポジウム (「数学新展開の研究教育拠点」東京大学)
致死性不整脈の機序の解明;非線形ダイナミクスからのアプローチ
企画の趣旨
本シンポジウムは,現場の医学研究者が持ち込む問題に対して,数学者・
数理科学者が本質的な寄与をなすことを目標としています.
より具体的には,致死性不整脈の機序を,興奮現象という大きなテーマの中における,
興奮現象の病理的な側面であると位置づけるために,医学者
と数学者・数理科学研究者が,討論を通じて協調する場を提供します.
なお,本シンポジウムは,2011年度の夏(6月)と冬に2回開催することを予定しています.
基調講演者
大坂元久 (日本獣医生命科学大学教授,東京大学大学院数理科学研究科連携客員教授)
世話人
-
儀我美一(東京大学大学院数理科学研究科)
- 齊藤宣一
(東京大学大学院数理科学研究科)
事務局・連絡先
儀我研究室
第2回: 致死性不整脈と渦現象ー位相・振幅方程式から見て
- 日時: 2011年11月8日(火)〜10日(木)
- 場所: 東京大学大学院数理科学研究科 (002室)
(アクセス)
- 共催: 文部科学省 平成23年度 数学・数理科学と諸科学・産業との連携研究ワークショップ:拡がっていく数学~期待される『見えない力』~
- ポスター(1.7 MB)
講演者
- 小川知之
(明治大学大学院先端数理科学研究科)
- 中尾 裕也
(東京工業大学大学院情報理工学研究科)
- 本荘晴朗 (名古屋大学環境医学研究所)
- 上田肇一 (富山大学理学部)
総合討論参加者
- 栄伸一郎(九州大学)
- 坂口英継(九州大学)
- 森洋一朗(University of Minnesota)
- (他数名に交渉中)
スケジュールとプログラム
プログラム (pdf版;90KB)
11月8日 |
|
|
|
10:30-10:40 |
オープニング |
|
|
10:40-11:40 |
連続講演I |
大坂元久 |
致死性不整脈を反応拡散方程式の観点から捉えるーその臨床的意義I |
11:50-12:25 |
講演I |
小川知之 |
興奮系の回復応答特性とパルス列の安定性 |
12:30-13:05 |
講演II |
中尾裕也 |
反応拡散系の周期解に対する位相記述によるアプローチ |
13:00-14:30 |
昼休み |
|
|
14:30-17:00 |
総合討論I |
|
|
11月9日 |
|
|
|
10:30-11:30 |
連続講演II |
大坂元久 |
致死性不整脈を反応拡散方程式の観点から捉えるーその臨床的意義II |
11:45-12:20 |
講演III |
本荘晴朗 |
心筋の冷却によるスパイラル・リエントリーの制御 |
12:25-13:00 |
講演IV |
上田肇一 |
反応拡散系の遷移ダイナミクスに対する数理解析 |
13:00-14:30 |
昼休み |
|
|
14:30-17:00 |
総合討論II |
|
|
18:30-20:30 |
懇親会 |
|
ルヴェソンヴェール駒場(駒場キャンパス内)予算:5, 000円
参加を希望される方は齊藤までお知らせ下さい. |
11月10日 |
|
|
|
10:30-12:00 |
連続講演III |
大坂元久 |
致死性不整脈を反応拡散方程式の観点から捉えるーその臨床的意義III |
12:00-14:00 |
総合討論III |
|
|
|
第1回: 致死性不整脈の機序の解明;非線形ダイナミクスからのアプローチ
- 日時: 2011年6月14日(火)〜16日(木)
- 場所: 東京大学大学院数理科学研究科 002室 (アクセス)
- ポスター(164 KB)
講演者
- 岡田純一
(東京大学大学院新領域創成科学研究科)
- 小川知之(明治大学大学院先端数理科学研究科)
- 坂上貴之 (北海道大学大学院理学研究院)
- 森洋一朗
(University of Minnesota)
スケジュールとプログラム
プログラム (90 KB)
6月14日 |
|
|
|
10:30-11:30 |
連続講演I |
大坂元久 |
Hodgkin-Huxley方程式の意義と限界、それからの突破口 1 |
11:30-13:30 |
昼食・休憩 |
|
|
13:30-14:45 |
討論 |
|
|
15:00-15:35 |
講演I |
森洋一朗 |
Bidomainモデルをめぐって |
15:45-16:20 |
講演II |
岡田純一 |
心臓シミュレータを用いた致死性不整脈の発生リスク予測と
検出・治療の最適化
|
16:30-17:30 |
討論 |
|
|
6月15日 |
|
|
|
10:30-11:30 10:00-11:00 |
連続講演II |
大坂元久 |
Hodgkin-Huxley方程式の意義と限界、それからの突破口 2 |
11:30-13:30 |
昼食・休憩 |
|
|
13:30-14:45 |
討論 |
|
|
15:00-15:35 |
講演III |
坂上貴之 |
二次元多重連結領域の完全流体の運動 |
15:45-16:20 |
講演IV |
小川知之 |
球面上の振動パターンの分岐 |
16:30-17:30 |
討論 |
|
|
6月16日 |
|
|
|
10:30-11:30 |
連続講演III |
大坂元久 |
Hodgkin-Huxley方程式の意義と限界、それからの突破口 3 |
11:30-13:30 |
昼食・休憩 |
|
|
13:30-14:00 |
討論 |
|
|
(14:00-???) |
討論 |
|
|
]
|
(Last Update: 2011.10.11)