2024年度 Aセメスター
数学II(教養学部前期課程)
コースの概要説明
共通シラバス:文科生向けの,ベクトルと行列に関する基礎的な内容や,計算手法を理解するための科目である. 講義内容はおおむね授業計画に記載されている通りであるが,担当教員によって順序は異なることがある. この科目を履修した後に,より進んだ内容を総合科目 「数理科学概論II」で学ぶことができる.
スケジュール
- 第1回 10月2日 (オンライン開講)ガイダンス(線形代数を学ぶ動機と目的)
- 第2回 10月9日 1. 平面上のベクトルと一次変換
- 第3回 10月16日 (1の続き+)2. Rnのベクトルと行列
- 第4回 10月23日 2の続き
- 第5回 10月30日 3. 連立一次方程式の解法(消去法のアルゴリズム)
- 第6回 11月6日 4. 行列の分解
- 第7回 11月20日 演習
- 第8回 12月4日 5. 連立一次方程式の解法(一般の場合)
- 第9回 12月11日 6. 行列式(2次正方行列の場合)
- 第10回 12月18日 7. 行列式(一般の場合)
- 第11回 12月25日 8. 行列式の応用
- 第12回 1月8日 9. 線形独立性、基底、次元
- 第13回 1月15日 演習
1月15日の演習について
受講生には各自で問題を解いてもらいます(問題は当日配布します)。授業時間内に解説しますので、自己採点してもらいます。試験ではありません。なお、レポートで解いてもらった問題について、皆さんの解答を見て、気になったことをコメントします。
11月20日の演習について
受講生には各自で問題を解いてもらいます(問題は当日配布します)。授業時間内に解説しますので、自己採点してもらいます。試験ではありません。したがって、成績への反映はありませんが、皆さんの到達度を確認したいので、結果は提出してもらいます。
講義の方法
黒板やプロジェクターを使って説明します。しばしば、講義時間内に演習を行います。
成績評価
- 学期末試験の結果により評価する。ただし、(提出は任意の)レポートを採点し成績に付加する。
- ガイダンスでの説明が曖昧でした。50点まではレポート(宿題)点で補填するということです。すなわち、試験の点をa、レポートの点をbとすると、max{a, min{a+b, 50}} が成績となります。(10/2, 10:10加筆)
- 期末試験の問題としては、レポートの問題と同程度の基本的なレベルの問題を約50点分出します。残りの約50点分は、差がつくようなレベルの問題を出す予定です。(10/11, 14:40加筆)
この講義は終了しました.